パネルヒーターの電気代は安い?消費電力とつけっぱなし費用や節電方法を解説

2026.01.20

寒い季節、エアコンやファンヒーター以外の暖房として、パネルヒーターも注目されます。

風を出さずにじんわりと暖め、空気が乾燥しづらく、静穏性も高い点が特徴です。

しかし、使い方によっては、電気代が思った以上にかかる場合があります。

今回は、パネルヒーターの消費電力から電気代をシミュレーションし、節約方法も解説します。

ぜひ、可能なものから日常に取り入れてみてください。

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目次

パネルヒーターの仕組みとメリット・デメリットについて

パネルヒーターは、内部の発熱体を加熱し、室内をじんわりと暖める電気式の暖房器具です。

加熱した発熱体から、パネルに熱を伝え、風を起こさずに周囲の空気や人、壁を暖める「輻射熱(ふくしゃねつ)」を利用しています。

送風を行わないため、室内の空気が乾燥しづらく、運転音が静かな点が特徴です。

設置場所や用途に応じて、コンパクトタイプから、広い部屋向けの大型タイプ、デスクワーク用のデスク下タイプなどを選択できます。

▼メリット

  • 風を出さないため空気が乾燥しづらく、ホコリも舞いにくい
  • 静音性が高く、就寝時や作業中でも使いやすい
  • 火を使わないため、安全性が高い

▼デメリット

  • 部屋全体が暖まるまでに時間がかかる
  • 消費電力が比較的高いため、使い方によっては電気代がかさむ

上記を踏まえたうえで、パネルヒーターの電気代や節電方法について解説していきます。

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パネルヒーターの電気代を計算する方法

電気代の計算方法

まず、パネルヒーターの電気代を把握するには、消費電力(ワット数)と使用時間をもとに、計算する方法が一般的です。

電気代の計算式は、以下のとおりです。

  • 電気代(円)= 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)

電気料金単価は各電力会社によって異なります。

本記事では、全国家庭電気製品公正取引協議会が提示している電力料金の目安単価「31円/kWh」を使用して試算します。

参照:全国家庭電気製品公正取引協議会 「電力料金の目安単価」

たとえば、200w(0.2kW)のパネルヒーターを1時間使用し、電気料金単価31円/kWhで試算すると

  • 0.2kW×1h × 31円/kWh = 約6円

となります。

パネルヒーターの電気代は安い?消費電力(ワット数)ごとに比較

パネルヒーターは消費電力によって電気代が大きく異なるため、ワット数ごとに比較することが大切です。

消費電力はメーカーやモデル、用途別のタイプによって異なりますが、一般的な目安は以下となります。

  • 160W~1200W

ここでは、以下の消費電力(ワット数)ごとに、時間別で電気代をシミュレーションします。

  • 160w 
  • 300w 
  • 600w
  • 800w
  • 1200w

参照:アイリスオーヤマ株式会社「デスクパネルヒーター」
参照:株式会社山善「2WAYパネルヒーター」
参照:株式会社ナカトミ「丸形パネルヒーター」

1時間つけっぱなしにした際の電気代は約5円〜約37円

  • 160W:0.16kW × 1h × 31円/kWh = 約5円
  • 300W:0.3kW × 1h × 31円/kWh = 約9円
  • 600W:0.6kW × 1h × 31円/kWh = 約19円
  • 800W:0.8kW × 1h × 31円/kWh = 約25円
  • 1200W:1.2kW × 1h × 31円/kWh = 約37円

上記のとおり、パネルヒーターを1時間つけっぱなしにした場合の電気代は、消費電力160Wで約5円、300Wで約9円、600Wで約19円、800Wで約25円、1200Wで約37円が目安です。

消費電力(W)が大きくなるほど消費電力量(kWh)が増えるため、同じ使用時間でも電気代は段階的に高くなります。

8時間つけっぱなしにした際の電気代は約40円〜約298円

  • 160W:0.16kW × 8h × 31円/kWh = 約40円
  • 300W:0.3kW × 8h × 31円/kWh = 約74円
  • 600W:0.6kW × 8h × 31円/kWh = 約149円
  • 800W:0.8kW × 8h × 31円/kWh = 約198円
  • 1200W:1.2kW × 8h × 31円/kWh = 約298円

8時間つけっぱなしの場合、電気代は160Wで約40円、300Wで約74円、600Wで約149円、800Wで約198円、1200Wで約298円となります。

24時間(1日)つけっぱなしにした際の電気代は約119円〜約893円

  • 160W:0.16kW × 24h × 31円/kWh = 約119円
  • 300W:0.3kW × 24h × 31円/kWh = 約223円
  • 600W:0.6kW × 24h × 31円/kWh = 約446円
  • 800W:0.8kW × 24h × 31円/kWh = 約595円
  • 1200W:1.2kW × 24h × 31円/kWh = 約893円

24時間(1日)つけっぱなしの場合、電気代は160Wで約119円、300Wで約223円、600Wで約446円、800Wで約595円、1200Wで約893円となります。

1ヶ月つけっぱなしにした際の電気代は約3,570円〜26,784円

  • 160W:0.16kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 約3,571円
  • 300W:0.3kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 6,696円
  • 600W:0.6kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 13,392円
  • 800W:0.8kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 17,856円
  • 1200W:1.2kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 26,784円

1ヶ月(30日)つけっぱなしの場合、電気代は160Wで約3,571円、300Wで6,696円、600Wで13,392円、800Wで17,856円、1200Wで26,784円となります。

消費電力ごとにパネルヒーターの電気代を比較

上述のとおり、パネルヒーターの電気代は、消費電力(ワット数)によって大きく異なります。

ここでは、ワット数別で電気代を並べて、それぞれ比較しました。

▼消費電力(ワット数)別の電気代比較表

消費電力(目安)1時間8時間24時間(1日)1ヶ月(30日)
160w約5円約40円約119円約3,571円
300w約9円約74円約223円6,696円
600w約19円約149円約446円13,392円
800w約25円約198円約595円17,856円
1200w約37円約298円約893円26,784円

表からわかるとおり、パネルヒーターの電気代は消費電力(ワット数)と使用時間に比例して増加します。

電気代を抑えるには、設置場所や用途に応じて、適切な消費電力のモデルを選ぶことが大切です。

次に、パネルヒーターの電気代を節約する方法について解説します。

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パネルヒーターの電気代を節約する方法5選

オイルヒーターの節電方法5選

ここでは、パネルヒーターの電気代を節約するために、以下5つの方法をご紹介します。

ぜひ、簡単にできそうなものから実践してみましょう。

  1. 設定温度を工夫する
  2. 冷気が入る場所に設置する
  3. タイマー機能を活用する
  4. ほかの暖房器具と併用する
  5. 部屋の断熱対策をする

1. 設定温度を工夫する

パネルヒーターの設定温度を工夫すると、節電効果が見込めます。

高い設定で運転するほど、多くの電力が必要になり、電気代が高くなるためです。
起床・帰宅直後だけ高めにして、暖まったら少し下げるなど、こまめに設定温度を調節しましょう。

ワット数を細かく切り替えできる場合は、室温に合わせて出力を下げることで、無駄な電力を抑えられます。

2. 冷気が入る場所に設置する

パネルヒーターは、冷気が入りやすい場所に置くと、電気代の節約につながります。

冬は窓際から冷たい空気が入りやすく、室温を一定にするまでに、時間と電力を消費するためです。

そこで窓の下などに設置すると、入り込む冷気を先に温めて、室内へ広がるのを抑えられます。

冷たい空気は床にたまり、暖かい空気は上昇するため、冷気の入口で対策することで、暖かい空気が循環して、暖房効率が高くなる仕組みです。

配置を少し変えるだけで、出力を上げすぎずに節電効果を見込めます。

3. タイマー機能を活用する

タイマー機能を活用すると、不要なつけっぱなしを防げるため、電気代の節約につながります。

パネルヒーターを含め、多くの暖房器具は、運転時間が長いほどコストが増えやすく、消し忘れるとムダな電力を消費するためです。

  • 就寝時は1時間後にオフのタイマーを入れておく
  • 起床する1時間前に自動でオンにする
  • 外出する予定時刻の1〜2時間前に、オフ設定にしておく

など、タイマー機能を活用することで、つけっぱなしによる電気の使いすぎを防げます。

必要な時間だけ運転する習慣を作りやすいので、節電対策として有効です。

4. ほかの暖房器具と併用する

小さいモデルのパネルヒーターは、ほかの暖房器具と併用することで、電気代を節約できます。

コンパクトタイプやデスク下タイプのパネルヒーターは、足元など近い範囲を暖めるのは得意です。

しかし、部屋全体を暖めようすると時間がかかり、かえって電気代が高くなる場合があります。

部屋全体はエアコンで暖めつつ、足元はパネルヒーターを使用すると、エアコンの設定温度を少し下げても、寒さを感じづらくなります。

結果として全体の消費電力を抑えやすく、電気代の節約も見込めます。

5. 部屋の断熱対策をする

部屋の断熱対策をする

部屋の断熱対策を行うと、パネルヒーターで暖めた室温を保ちやすくなります。

具体的には、

  • 断熱効果のあるカーテンを使用する
  • 内窓を設置して二重窓にする
  • 樹脂製の窓サッシへ交換する
  • 断熱フィルムを貼りかえる
  • 厚手のラグを敷く

などが効果的です。

空気が冷えやすい窓まわりを対策することで、電気代の節約につなげましょう。

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より大きく電気代を節約するなら

パネルヒーターの電気代を節約する方法について解説しましたが、すべて実践しても年間で節約できる金額は決して大きいとは言えません。

  • もっと大きく電気代を節約したい
  • 細かい節電対策はめんどくさいと感じる

少しでも上記に当てはまる方は、設置するだけで節電効果の高い「太陽光発電」がおすすめです。

具体的に設置した際の節電額が気になる方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。

また、すでに太陽光発電の設置を検討されている方は、太陽光発電による「電気代削減シミュレーション」も行っているため、ぜひご活用ください。

まとめ

この記事では、パネルヒーターの仕組みやメリット・デメリットを整理したうえで、消費電力(ワット数)や使用時間ごとの電気代をシミュレーションしました。

パネルヒーターの電気代は、ワット数と使用時間によって大きく変わります。

電気代を抑えるには、設定温度や設置場所を工夫する、タイマー機能を活用するなど、日常の使い方を見直すことが大切です。

また、大きく電気代を節約するなら「太陽光発電」の設置も効果的です。

自宅で発電ができると、パネルヒーターを含めた家全体の電気代を抑え、毎月の負担削減につながります。

ゆめソーラーでは、太陽光発電に関する無料相談会電気代削減シミュレーションも実施しています。
「電気代をもっと安くしたい」「効果を詳しく知りたい」という方はお気軽にご相談ください。
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執筆者:ゆめソーラーマガジン編集部

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