よくあるご質問

FAQ

太陽光発電について

Q

太陽光発電のメリットとデメリットは何ですか?

A

【太陽光発電のメリット】

  1. 電気代が削減できる
    太陽光で発電した電力を自家消費することで、購入電力量を減らせるため電気代の削減につながります。
  2. 余剰電力を売って収入を得ることができる
    自家消費しきれずに余った電力は、FIT制度により売ることができ売電収入を得られます。
  3. 停電時に非常用電源となる
    停電時、太陽光が発電している時であれば、自立運転モードに切替えることで、1,500W程度の電力を使用することができます。
  4. 環境にやさしい
    発電時に排気ガスや二酸化炭素(CO2)を排出しないため、地球温暖化防止に貢献できます。
  5. 故障しにくい
    ほかの発電方式のような可動部分がないため、故障しにくいです。

【太陽光発電のデメリット】

  1. 発電量が天候に左右されやすい
    夜間に発電しないのはもちろん、雨や雪など天候によって発電量が安定しないことがあります。
  2. 設置環境の影響を受けやすい
    屋根の方角、形、周囲の建物による影など設置環境によってはメリットが出にくい場合もあります。
  3. パワーコンディショナ等の機器メンテナンス費が発生する場合もある
    保証期間内の故障による交換は無償ですが、保証期間を過ぎて交換する場合は有償になります。※保証範囲による
Q

太陽光パネル(太陽電池モジュール)にはどんな種類がありますか?

A

太陽光パネルの種類は、大きく分類すると「シリコン系」「化合物系」に分けられ、日本では「シリコン系」の結晶シリコンの太陽光パネルが人気です。

結晶シリコンの太陽光パネルは「単結晶」と「多結晶」に分けられます。一般的に「単結晶」は結晶が規則正しく並んでいるため発電ロスが少なく変換効率に優れ、「多結晶」は単結晶に比べると発電量が劣るもののコストパフォーマンスに優れています。

Q

どうやって発電しているのですか?

A

太陽光パネルの原料となるシリコン半導体には、光を当てることで、電子が飛び出して電気が流れる光電効果という性質があります。

太陽光発電は光電効果の性質を利用して太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換しています。

Q

変換効率とは何ですか?

A

変換効率とは、太陽光パネルが受けた光エネルギーのうち、どれだけ電気エネルギーに変換できるかの割合を示した値です。

変換効率が高い太陽光パネルほど単位面積当たりの発電量が多くなります。

Q

太陽光発電の耐久年数はどれくらいですか?

A

太陽光発電の耐久年数は設置環境や設置条件によって異なります。一般的には太陽光パネルが20~30年、パワーコンディショナが10~15年程度と言われています。

Q

太陽光発電は停電時に使えますか?

A

太陽光発電が発電している場合で、自立運転機能を備えたパワーコンディショナであれば停電時にも発電した電気を使用できます。

具体的には、停電時パワーコンディショナを自立運転モードに切り替え、電源コードを自立運転用コンセントにつなげることで、1,500W程度の電力を使用することが可能です。発電していない場合には電気を使用することはできません。

Q

発電した電気を貯めておくことはできますか。

A

太陽光発電に蓄電機能はありません。発電した電気を貯めたい場合、蓄電池や電気自動車の導入が必要です。

Q

落雷の心配はありませんか?

A

太陽光発電を設置したことで雷が落ちやすくなるということはありません。もし直接落雷があったとしても、太陽光パネルには落雷による故障を防ぐ対策がほどこされています。

誘導雷(近隣に落雷することで引き起こる影響)によって、パワーコンディショナに影響が出る可能性は考えられます。

発電について

Q

どれくらい発電しますか?

A

設置した太陽光発電システムのメーカーや容量、設置環境によって異なります。一般的には、年間発電量は1kW当たり1,000kWhが目安といわれていますので、これに太陽光パネル容量をかけたものが想定される年間発電量になります。

Q

雨や曇りの日の発電量はどうなりますか?

A

発電量は低下します。一般的に晴れた日と比べて、曇りの日は1/3~1/10、雨の日は1/5~1/20の発電量になるといわれています。

Q

雪が積もった場合どうなりますか?

A

太陽光パネルに雪が積もった場合、ほとんど発電しません。

Q

方角や勾配は発電量に影響しますか?

A

影響します。太陽光パネルは、太陽光が直角に当たるほど効率的に発電するという特性を持っています。太陽光パネルの方角や勾配が変わると日射角度も変わるため発電量に大きく影響します。

方角については、南面が一番発電量が多く、次いで東面・西面。日射量の少ない北面は一般的に設置に向ていません。勾配については、一般的に30度と言われていますが、理想的な勾配は地域(緯度)によって異なります。

Q

そのほか発電量に影響する要素はありますか?

A

以下の様な要因は発電量に影響します。

  • ・周辺環境による影の影響
  • ・地域、季節による影響(地域や季節により太陽高度が異なり、太陽光パネルに光の当たる角度が変わるため)
  • ・温度による影響(太陽光パネルは高温になりすぎると発電効率が下がるため)

電気料金と売電について

Q

発電した電力で家庭内の電力を全て賄えますか?

A

太陽光パネルは夜間は発電しませんし、日中でも雨や曇の日は発電量は低くなります。これらの場合、太陽光発電だけの電力では賄えないため、いままで通り電力を購入することになります。

Q

どれくらい電気代を削減できますか?

A

電気代削減額は、発電量やご家庭の電力使用状況によって変動するため定額ではありません。
たとえば日中の電気使用量が多いご家庭ほど電気代削減額が多くなり、日中の電気使用量が少ないご家庭ほど電気代削減額は少なくなります。

Q

売電収入を得ることができると聞きましたが、それはなぜですか?

A

国が再生可能エネルギーを一定価格で買い取ることを、電力会社に義務付けているためです。
この制度を「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」といい、太陽光発電や風力といった再生可能エネルギーの普及を目的としています。

Q

売電収入はいくらになりますか?

A

売電収入の金額は電力会社に売る電力量と売電単価によって変動するため、定額ではありません。
たとえば、太陽光発電の自家消費量が少ないご家庭ほど売電収入額は多くなり、自家消費量が多いご家庭ほど売電収入額が少なくなります。

Q

買電と売電は相殺できますか?

A

できません。買電と売電は別個に分けて扱われます。

Q

売電額を増やす方法はありますか?

A

売電量が増えれば、売電額も増加します。
太陽光で発電した電力の内、家庭内で使用した消費電力量を差し引いた電力が売電されるため、家庭内で節電に心がけたり、省エネ性能の高い電化製品を取り入れて消費電力を減らすことが売電額を増やすことにつながります。

Q

売った電力はその後どうなるのですか?

A

電線を通って、近隣の家庭などで使用されます。

Q

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは何ですか?

A

電力会社が太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの電力を買い取る際の費用を、電気料金の一部として消費者に付加するというものです。

各家庭の電力使用量に応じて電気料金に上乗せされます。電気料金領収書の料金内訳に再エネ賦課金という項目があります。

Q

売電期間が終了した後はどうなりますか?

A

固定価格での買い取りは終了するため、自家消費で活用するか、買取を行なう業者へ売電するかを選択することになります。九州電力の場合、7円/kWhにて買取が行われます。

価格と検討のポイントについて

Q

設置費はいくらになりますか?

A

設置するシステムや設置環境によって異なります。設置業者によっても価格差があるため、見積り比較をすることをおすすめします。
なお、2023年度の経済産業省が算出した日本全国の太陽光発電の相場価格では、1kW当たり25.9万円になります。5.0kWを設置するとなると、相場価格では約129.5万円となっています。

Q

設置費は何年で回収できますか?

A

回収年数は設置費や発電量など、ご家庭ごとの状況により変動するため一概には言えませんが、事前の発電シミュレーションで予想回収年数を概算で算出することができます。

Q

メーカーがたくさんあるようですが、どれ選べばいいですか?

A

屋根形状や設置環境を考慮して最適な太陽光パネルを選ぶ必要があります。プロに相談の上、複数のメーカーの中から比較検討することが大切です。

Q

そのほか、検討にあたって注意すべきことやポイントはありますか?

A

以下の点も検討の重要なポイントです。

  • ・検討の際には必ず、事前の発電シミュレーションで自宅に設置した場合のメリットを確認しましょう。
  • ・太陽光発電は長く使用する設備なので、価格だけでなく、施工実績やアフターフォローなど総合的に判断して信頼できる業者を選びましょう。

設置について

Q

どんな屋根にも設置できますか?

A

太陽光発電を設置するスペースが十分かつ、設置環境に問題がなければ設置できます。

Q

築年数が古い家でも設置できますか?

A

築年数が古い建物の場合、構造や建材の劣化状況によって、設置不可な場合や屋根のふき替え等の補強工事が必要な場合があります。屋根の状態は専門のスタッフの現地調査で診断することが可能ですので、ご相談ください。

Q

太陽光発電の重さで屋根が傷んだり、建物に負担はかかりませんか?

A

屋根への負担や影響は、屋根の状態によって異なります。図面確認または専門のスタッフの現地調査で診断することが可能ですので、ご相談ください。

Q

海に近い家なのですが設置できますか?

A

海岸から近い場合、塩害を受ける可能性があります。塩害対応の製品もございますのでご相談ください。

Q

太陽光パネルの増設はできますか?

A

設置可能な屋根スペースがあれば増設できます。屋根に設置できない場合でも、駐車スペースを活用したソーラーカーポートで増設することも可能です。

また売電単価は既設太陽光発電と同じ単価にて売電でき、売電額は増えます。ただし注意点として、増設後の定格出力が10kW未満でないと売電単価が変わってしまったり、売電期間は既設太陽光発電と同じ期間になるため、既設太陽光発電の残り売電期間の確認が必要です。

補助金について

Q

補助金はいくらもらえますか?

A

補助金の実施機関によって、交付金額が異なります。実施状況については各窓口にお問い合わせください。

Q

補助金を申請する場合、手順はどうなりますか?

A

ゆめソーラーでご契約いただいた場合、補助金の申請は弊社にて行いますのでご相談ください。

Q

補助金はいつ交付されますか?

A

自治体によって異なりますが、太陽光発電の設置工事完了後おおむね2~3ヶ月で交付されます。

メンテナンスと保証について

Q

太陽光発電はメンテナンスが必要ですか?

A

定期的にメンテナンスを実施した方が望ましいといえます。 太陽光発電は長期にわたり使用するものですので、発電量の低下や機器の不調にいち早く気づくことが長期的な経済性の維持につながります。
ゆめソーラーでは、設置1年後の無料点検に加え、設置したシステムを長く安心してお使いいただけるよう、定期メンテナンスサービス「ゆめサポートNEXT」をご用意しています。

Q

太陽光パネルにゴミやホコリがついた場合どうしたらいいですか?

A

ゴミや汚れは雨で流れるため、お客様による清掃の必要はありません。雨で落ちない汚れがあり、発電量に影響が出ている場合は、販売店による清掃が必要になる場合もありますので、ご相談ください。

Q

出力保証とは何ですか?

A

出力保証とは、メーカーが一定期間にわたって太陽光パネルの性能を保証するもので、設置した太陽光パネルの発電性能が何らかの理由で規定の数値を下回った場合に、メーカーの責任において修理や交換を行うものです。保証の期間や範囲はメーカーによって異なります。

Q

自然災害が原因で故障した場合、補償対象になりますか?

A

メーカーまたはゆめソーラーの自然災害補償の対象であれば補償されます。詳しくはお問い合わせください。

Q

故障した場合、どこに問い合わせればいいですか?

A

お客様相談センター(フリーダイヤル 0120-960-032)までお問い合わせください。

設置後・ゆめサポートNEXTについて

Q

パネルの掃除は必要ですか?

A

汚れの大部分は降雨で洗い流されますが、一部、大きな鳥の糞など洗浄が必要な場合もあります。

Q

パネルの洗浄は行いますか?

A

ゆめサポートNEXTの点検では、洗浄は行いません。洗浄を行う場合は有料となります。

Q

定期的な点検は必要ですか?

A

必要です。発電量の変化に注意し定期点検を行えば、不具合が置きて発電量が低下したまま長期間放置してしまう、といった問題を未然に防ぐことができます。

Q

メンテナンスは誰がするのですか?

A

太陽光発電のことを知り尽くした当社のスタッフが行います。

Q

メンテナンスで発電量は変わりますか?

A

大きく変わりはしませんが、汚れや故障を発見し対処することで発電量減少を防げます。

Q

パネルの下に鳥の巣があるみたい…

A

点検当日に屋根に登り、パネル裏の目視確認を行いますが、撤去などの対処は行いません。撤去する場合は専門業者を紹介させていただきます。卵・ヒナがいる場合は許可申請(鳥獣保護法)が必要です。

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