蓄電池を選ぶ際は「どのメーカーにするか」だけでなく、「どのモデルが自宅の使い方に合っているのか」を確認することが大切です。
京セラのエネレッツァシリーズは、モデルによって構成や、停電時の使い方が異なります。
見た目や容量だけでは、違いが分かりづらい部分もあるため、導入前にそれぞれの特徴を整理しておくと安心です。
この記事では、京セラ蓄電池のエネレッツァとエネレッツァプラスの違いや、補助金、購入前に確認したいポイントを解説します。
京セラ蓄電池を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
京セラ蓄電池「エネレッツァシリーズ」とは?
エネレッツァシリーズは、京セラ株式会社が開発・製造する住宅向け蓄電システムです。
国内で製造し、独自の「半固体クレイ型リチウムイオン蓄電池」を採用したことで、高い安全性・長寿命を実現しています。
現在、以下2つのモデルが展開されています。
- Enerezza(エネレッツァ):単機能型蓄電システム
- Enerezza Plus(エネレッツァプラス):マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム
どちらのモデルも複数容量のラインナップを備えているため、ご家庭のライフスタイルに合わせて選ぶことが可能です。
Enerezza(エネレッツァ)とEnerezza Plus(エネレッツァプラス)の仕様について
2つのモデルのスペックを表にまとめました。
| 項目 | Enerezza(エネレッツァ) | Enerezza Plus(エネレッツァプラス) |
|---|---|---|
| システム種別 | 単機能型蓄電システム | マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム |
| 型式(ユニット数:定格容量) | EGS-LM0550(1台:5.5kWh) EGS-LM1100(2台:11.0kWh) EGS-LM1650(3台:16.5kWh) | EGS-MC0550(1台:5.5kWh) EGS-MC1100(2台:11.0kWh) EGS-MC1650(3台:16.5kWh) |
| 蓄電池初期実効容量 | 1台:4.7kWh 2台:9.4kWh 3台:14.1kWh (JIS C4413による) | 1台:4.7kWh 2台:9.4kWh 3台:14.1kWh (JIS C4413による) |
| 蓄電池定格電圧 | 153.6V | 153.6V |
| 電池電圧範囲 | DC96.0V ~ 172.8V | DC96.0V ~ 172.8V |
| 定格入出力電力 | 3.0kW(EGS-LM0550は約1.5kWに抑制) | EGS-MC0550:連系1.5kW / 自立2.0kW EGS-MC1100:連系3.0kW / 自立4.0kW EGS-MC1650:連系4.5kW / 自立4.5kW |
| 充電目安時間 | 5.5kWh:約4時間 11.0kWh:約4.5時間 16.5kWh:約6時間 | 5.5kWh、11.0kWh、16.5kWh:一律で約4.5時間(25℃条件) |
| 使用温度範囲 | 周囲温度 −20〜+40℃ | 周囲温度 −20〜+40℃ |
| 設置場所 | 屋内外(重塩害地域・−20℃以下の寒冷地は屋内のみ) | 屋内外(重塩害地域・−20℃以下の寒冷地は屋内のみ) |
| 外形寸法(mm) | W485×H562×D280 | W485×H562×D280 |
| 質量 | 約64kg | 約64kg |
| 運転モード:連系時 | 売電モード / グリーンモード / フルグリーンモード / 売電押上モード / おまかせ運転モード / 待機モード / 強制充電モード | 売電モード / グリーンモード / フルグリーンモード / 強制充電モード / 待機モード |
| 運転モード:停電時(自立運転) | - | 電池放電優先モード / 外部発電優先モード / 電池放電禁止モード |
| 機器保証 | 15年(リモコンは5年) | 15年(リモコンは5年) |
| 自然災害保証 | 10年 | 10年 |
| 容量保証 | 15年 | 15年 |
| 蓄電池増設 | 要確認 | 初回設置後2年以内に増設可能(在庫状況・電力会社申請が必要) |
| 外部電源との連携 | なし | 車載コンセント・発電機・燃料電池等と連携可(停電時) |
| 劣化監視機能 | なし | 搭載 |
参照:京セラ株式会社「単機能型蓄電システム Enerezza(エネレッツァ)」
参照:京セラ株式会社「マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)」
表からわかるとおり、両モデルで共通するのは、蓄電池ユニットの基本仕様や保証内容です。
一方で、システム構成や停電時の使い方、外部電源連携には違いがあります。
次に、それぞれの特徴を詳しく解説します。
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Enerezza(エネレッツァ)とEnerezza Plus(エネレッツァプラス)の特徴
共通する仕様
エネレッツァとエネレッツァプラスは、どちらも京セラの「クレイ型リチウムイオン蓄電池」を採用した蓄電システムで、基本仕様に大きな差はありません。
型式ごとの定格容量は、どちらも5.5kWh・11.0kWh・16.5kWhで、
- 蓄電池初期実効容量
- 蓄電池定格電圧
- 使用温度範囲
- 設置場所の条件
なども共通しています。
外形寸法や質量も同等のため、蓄電池ユニット単体で見ると、基本性能に大きな違いは出づらい設計です。
両モデルとも「長寿命」と「安全性」に配慮されており、停電時の非常用電源として活用できます。
また保証面も、
- 機器保証15年
- 自然災害保証10年
- 容量保証15年
と同じ内容のため、長く使う上で安心しやすい点も共通です。
そのため、両モデルを比較するときは、蓄電池ユニットそのものではなく、システム構成や停電時の使い方、外部機器との連携機能の違いを見ることが重要です。
★クレイ型リチウムイオン蓄電池の特徴:正負の電極層を従来の液体型リチウムイオン蓄電池の3~5倍の厚さに設計でき、製造プロセスの大幅な簡素化と低コスト化を実現。パウチ材にて密閉したユニットセルを直並列に組み合わせモジュール化した構造によって、高サイクル寿命と高い安全性を両立している。
引用:京セラ株式会社「世界初のクレイ型リチウムイオン蓄電池内蔵システム」
Enerezza(エネレッツァ)
Enerezza(エネレッツァ)は、単機能型蓄電システムとして、すでに設置済みの太陽光発電システムと組み合わせやすい点が特徴です。
通常時は、家庭の電気の使い方に合わせて以下の運転モードを選べます。
- グリーンモード / フルグリーンモード
- 売電モード / 売電押上モード
- おまかせ運転モード
- 強制充電モード
- 待機モード
停電時は、蓄電システムから非常時兼用コンセントへ電力を供給・出力できます。
家全体をまかなうのではなく、あらかじめ設定した家電へ電気を送る仕組みのため、生活に必要な電力を長く確保しやすい設計です。
また、非常時安心設定では、蓄電池残量を30%〜100%の範囲で設定できます。
雨や曇りの日、夜間の停電に備えて、普段からすべての電池を使い切らずに、電力を残しておくことが可能です。
Enerezza Plus(エネレッツァプラス)
Enerezza Plus(エネレッツァプラス)は、マルチ入力型ハイブリッド蓄電システムとして、停電時の電力確保に強い点が特徴です。
太陽光発電や蓄電池に加えて、車載コンセントやポータブル蓄電池、発電機などの外部電源と接続することができます。
さらに、外部電源や燃料電池から、蓄電池へ充電することも可能です。
オプションのEXボックスとEXケーブルを使うと、停電時に車載コンセントから宅内へ給電できる※など、災害対策としてマルチに活躍できます。
※200W〜1,500WのAC100Vコンセントを備えた車が対象です
また、連系時と停電時に複数のモードが存在する点も特徴です。
▼連系時の運転モード
- グリーンモード
- フルグリーンモード
- 売電モード
- 強制充電モード
- 待機モード
▼停電時の運転モード
- 電池放電優先モード
- 外部電源優先モード
- 電池放電禁止モード
連系時は、売電を重視する「売電モード」を、停電時は蓄電池を優先して使う「電池放電優先モード」などに設定するなど、ご家庭に合わせて選択できる点が魅力です。
通常時と停電時で使い方を分けられるため、日常の電気代対策と災害時の備えを両立しやすいモデルといえます。
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エネレッツァシリーズの導入時に確認したい補助金制度
エネレッツァシリーズで活用できる補助金は、導入時期やお住まいの自治体、利用する制度によって異なります。
家庭用蓄電池向けの「DR補助金」や「自治体の補助制度」を活用できる場合もありますが、年度によって、対象条件や申請要件はそれぞれ異なります。
利用できる補助金を正しく把握するためにも、最新の制度内容をチェックしておくと安心です。
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検討している製品が、補助対象なのか不明な場合は、お気軽にゆめソーラーへご相談ください。
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ゆめソーラーによる蓄電池の設置事例
ゆめソーラーでは、エネレッツァのみならず、さまざまな蓄電池を販売・施工しています。
お客様からは、
「蓄電池のある生活のおかげで、より節電に気を使うようになりました」
「災害もいつ起こるかわからないので、備えという面でも設置してよかったと思います」
といった嬉しいお言葉をいただいています。
エネレッツァに限らず、蓄電池を安心して導入するには、施工実績や口コミを参考にすることも大切です。
ゆめソーラーによる蓄電池の施工実績は、以下のページよりご確認ください。
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京セラ蓄電池の購入前に確認したいポイント
京セラ蓄電池を購入する際は、容量や価格だけでなく、ご家庭の使い方に合うモデルなのかを、確認することが大切です。
エネレッツァシリーズは5.5kWh・11.0kWh・16.5kWhから選べるため、電気使用量や停電時に使いたい家電に合わせて検討しましょう。
また、エネレッツァは単機能型ですが、エネレッツァプラスはマルチ入力型ハイブリッド蓄電システムのため、すでに設置済みの太陽光発電やパワコンとの相性確認が必要です。
設置場所についても、屋内外に対応している一方で、重塩害地域や、−20℃以下の寒冷地では屋内設置が条件となります。
「どちらのモデルが自宅に合うかわからない」「補助金を使えるか知りたい」という方は、無料相談会も実施しているため、お近くのゆめソーラーまでお気軽にご相談ください。
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まとめ
エネレッツァは設置済みの太陽光発電システムと組み合わせやすい「単機能型」、エネレッツァプラスは外部電源との連携にも対応した「マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム」として展開しています。
どちらも蓄電池ユニットの基本仕様は共通ですが、停電時の使い方や、外部電源連携の有無に違いがあります。
そのため、価格や容量だけで判断せず、普段の電気の使い方や、停電時の備え方を踏まえて選ぶことが大切です。
エネレッツァシリーズをご検討の方は、ご自宅に合う容量や機種選びも含めて、ゆめソーラーへお気軽にご相談ください。
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