伊藤忠商事は、繊維・機械・金属・エネルギー・化学品・住生活など、幅広い分野で事業を展開する大手総合商社です。
家庭用蓄電池の分野では、「スマートスターシリーズ」を展開し、電気の自家消費や、停電時の備えとして検討されています。
スマートスターシリーズには、単機能型の「スマートスター」「スマートスター3」と、ハイブリッド型の「スマートスターハイブリッド」があります。
それぞれ容量や停電時の出力、保証条件などが異なるため、ご家庭の状況に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、伊藤忠商事の蓄電池「スマートスターシリーズ」の特徴や、種類別の仕様・保証、購入前に確認したいポイントについて詳しく解説します。
設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
伊藤忠商事の「スマートスターシリーズ」とは?
スマートスターシリーズは、大手総合商社「伊藤忠商事」が展開する家庭用蓄電システムです。
製品の特徴は、太陽光発電と連携しつつ、AIが自動で充放電を管理する点にあります。
天気予報や、電気使用パターンをAIが学習し、最適なタイミングで蓄電・放電を行うため、手動で細かい設定が不要です。
現在、以下3つのモデルを展開しています。
- スマートスター(SMART STAR):単機能型
- スマートスター3(SMART STAR3):単機能型
- スマートスターハイブリッド(SMART STAR ハイブリッド):ハイブリッド型
蓄電池はご家庭のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
次の章では、それぞれの仕様について解説します。
スマートスターシリーズの仕様について
以下の表に、各モデルの主要スペックをまとめました。
製品を検討する際の判断材料として、ぜひご活用ください。
| 項目 | スマートスター | スマートスター3 | スマートスターハイブリッド |
|---|---|---|---|
| システム種別 | 単機能型 | 単機能型 | ハイブリッド型 |
| 型名 | LH3098S | LL5130HOS/5(50Hz地域用) LL5130HOS/6(60Hz地域用) | BT063(6.3kWhタイプ) BT095(9.5kWhタイプ) |
| 蓄電池種類 | リチウムイオン蓄電池 | リチウムイオン蓄電システム | リチウムイオン蓄電池 |
| 定格容量 | 9.8kWh | 13.16kWh | BT063:6.3kWh BT095:9.5kWh |
| 実効容量 | 8.8kWh | 11.84kWh | - |
| 系統連系出力 定格電圧 | 単相3線 AC202V 50/60Hz | 単相2線式AC202V (単相3線式AC202Vに接続) | AC101V/202V 単相3線式(3W+PE) |
| 系統連系出力 定格出力 | 3kVA | 5.5kVA | BT063:3.157kVA BT095:5.263kVA |
| 系統連系出力力率 | 95%以上 | 95%以上 | 0.95(0.80〜1.00で設定可) |
| 自立運転出力 定格電圧 | 単相2線 AC101V または単相3線 AC202V 50/60Hz | 単相2線式AC202V(オートトランスにて単相3線式AC202V/AC101V) | AC101V/202V 単相3線式(オートトランスにて変換) |
| 自立運転出力 定格出力 | 3kVA | 5.5kVA | BT063:3kVABT095:5kVA |
| 自立運転出力 出力電流 | 最大15A | 最大27.5A | 27.3A(パワコン定格) |
| 定格出力可能時間 | - | - | BT063:95分 BT095:100分 |
| 通常時出力 | 14kVA(負荷電流70Aまで) | 15kVA(負荷電流75Aまで) | - |
| 非常時(停電)出力 | 最大9kVA(環境により異なる) | 最大11.5kVA(環境により異なる) | BT063:最大3.0kVA BT095:最大5.0kVA |
| 冷却方式 | - | - | 自然空冷(内部撹拌用FANあり) |
| 騒音 | - | - | 40dB以下(JIS Z 8736-1による) |
| 使用周囲温度 | -10℃〜45℃(温度によって充放電電流制限あり) | -10℃〜45℃(温度によって充放電電流制限あり) | -10℃〜45℃(結露および氷結なきこと) |
| 使用周囲湿度 | 20〜85%(結露なきこと) | 20〜85%(結露なきこと) | 20〜85%RH(結露および氷結なきこと) |
| 本体サイズ(mm) | W762×H1,145×D440 | W1,181×H1,008×D392 | BT063:W788.2×H984.7×D331.3 BT095:W788.2×H984.7×D462.3 |
| 質量 | 約180kg(脚部含む) | 約265kg(脚部含む) | BT063:約125kg BT095:約164kg +パワコン:約85kg |
| 設置方法 | 定置型 | 定置型 | 定置型 |
| 設置場所 | 屋外 | 屋外 | 屋外 |
| 製品保証 | 15年 | 10年(Beeフラットプランは15年) | 15年 |
| 自然災害補償 | ○ | ○ | ○ |
参照:伊藤忠商事株式会社「SMART STAR」
参照:伊藤忠商事株式会社「SMART STAR3」
参照:伊藤忠商事株式会社「SMART STAR ハイブリッド」
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スマートスターシリーズの特徴
スマートスターシリーズは、3つのモデルで構成されています。
それぞれ、製品ごとに特徴が異なりますが、まずは3つのモデルに共通する仕様から、確認していきましょう。
共通する仕様
スマートスターシリーズの3製品は、すべて全負荷型の蓄電池であり、基本仕様に大きな差はありません。
蓄電池の種類はいずれもリチウムイオン蓄電池で、
- 停電の自動検知・自動切替
- 200V機器への対応
- 屋外への定置型設置
- 使用周囲温度:−10℃〜45℃
- 自然災害補償の付帯
などが共通しています。
外形寸法や質量は、モデルごとに異なりますが、基本的な安全性能や耐久性は同水準です。
また保証面は、
- スマートスター、スマートスターハイブリッド:製品保証15年
- スマートスター3:製品保証10年
※Beeフラットプランで契約すると、5年の延長保証が付与される
であり、自然災害補償も3製品すべてに付帯しています。
比較するときは、蓄電池ユニットの性能より、システム構成(単機能型orハイブリッド型)や蓄電容量の大きさ、付加機能の違いを見ることが大切です。
スマートスター
スマートスターは、単機能型の蓄電システムです。
すでに設置している太陽光発電システムと組み合わせやすく、余剰電力の売電にも対応しています。
通常時は、AI(人工知能)「gridshare(グリッドシェア)」と連携し、家庭の電気使用パターンや翌日の天気予報をもとに、充電・放電を自動で制御します。
48時間先までの発電量と消費量を予測し、深夜電力の蓄電量も自動で調整するため、細かな設定の手間を抑えられます。
停電時は、蓄電システムから家全体への電力供給が可能です。
エアコン・IH調理器・エコキュートなど、200V機器にも対応しているため、停電中でも普段に近い生活を維持しやすい点が特徴といえます。
また、非常時安心設定を使用すると、蓄電残量の下限をあらかじめ設定できます。
雨や曇りの日、夜間の停電に備えて電力を残しておけるため、災害時の備えとして活用しやすい蓄電池です。
スマートスター3
スマートスター3は、シリーズのなかでも蓄電容量が大きいモデルです。
蓄電容量は13.16kWhで、平均的な家庭の約1.5日分の消費電力をまかなえる容量があります。
シリーズはすべて全負荷型であり、停電時も家全体への電力供給が可能です。
もし停電が続いても、定格出力が5.5kVAと高出力なため、照明や冷蔵庫だけでなく、生活に必要な家電を使えます。
また、スマートスター3は、EVの200V充電にも対応しています。
電気自動車を所有している方や、将来的に導入を検討している方にも、選びやすいモデルです。
スマートスターと同じく、AI「gridshare」による充放電の自動制御や、アプリにてエネルギー状況の確認もできます。
保証期間は通常10年のため、15年保証を前提に検討する場合は、導入プラン「Beeフラット」の利用可否もあわせて確認しましょう。
スマートスターハイブリッド
スマートスターハイブリッドは、マルチ入力型のハイブリッド蓄電システムです。
単機能型のスマートスター・スマートスター3とは異なり、ひとつのパワーコンディショナで太陽光発電と蓄電池を制御できます。
電力変換の回数を抑えられるため、エネルギーロスが少ないという特徴があります。
蓄電容量は6.3kWh(BT063)と9.5kWh(BT095)の2タイプです。
停電時の自立運転出力は、6.3kWhタイプが最大3.0kVA、9.5kWhタイプが最大5.0kVAで、200V機器にも対応しています。
停電を自動で感知して運転モードを切り替えるため、もしもの時も電気を確保しやすい点が特徴です。
また、AI「gridshare」と連携することで、電気の使い方や天気予報に合わせて、充電・放電を自動調整できます。
普段は電気代の削減に役立ち、停電時には家庭のバックアップ電源として活用しやすいモデルといえます。
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スマートスターシリーズの導入時に確認したい補助金
スマートスターシリーズで活用できる補助金は、導入時期やお住まいの自治体、利用する制度によって異なります。
家庭用蓄電池向けの「DR補助金」や「自治体の補助制度」を活用できる場合もありますが、年度によって、対象条件や申請要件はそれぞれ異なります。
利用できる補助金を正しく把握するためにも、最新の制度内容をチェックしておくと安心です。
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検討している製品が、補助対象なのか不明な場合は、お気軽にゆめソーラーへご相談ください。
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ゆめソーラーによるスマートスターの設置事例
ゆめソーラーでスマートスター3を設置した事例をご紹介します。
掲載中の事例では、佐賀県佐賀市のU様邸に、ネクストエナジーの太陽光発電「NER120M345J-MB(6.21kW)」と、伊藤忠商事の蓄電池「スマートスター3(13.16kWh)」を設置しました。
導入後のアンケートでは、「昼間に貯めた電気で夜の電気代を気にせず使えるので、快適に過ごせます」とご感想をいただいています。
また、夏場はエアコンを複数台同時に使う場面もあることから、蓄電池のある暮らしに満足されている様子がうかがえます。
スマートスターシリーズの設置を検討している方は、以下の施工事例ページもぜひご確認ください。
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スマートスターの購入前に確認したいポイント
スマートスターシリーズを購入する際は、容量や価格だけでなく、ご家庭の電気使用量や太陽光発電の設置状況に合うモデルかを確認することが大切です。
スマートスターとスマートスター3は単機能型のため、すでに太陽光発電を設置しているご家庭でも組み合わせやすいモデルです。
一方で、スマートスターハイブリッドは、ひとつのパワーコンディショナで太陽光発電と蓄電池を制御できるため、これから太陽光発電を新しく設置する方に向いています。
また、停電時にどの家電を使いたいかも確認しておきましょう。
スマートスターシリーズは全負荷型で、200V機器にも対応していますが、モデルによって蓄電容量や停電時の出力が異なります。
停電時に使いたい家電が多い方や、電気使用量が多いご家庭では、容量や出力に余裕のあるモデルを選ぶと安心です。
「どのモデルが自宅に合うかわからない」「補助金を使えるか知りたい」という方は、無料相談会も実施しているため、ゆめソーラーまでお気軽にご相談ください。
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まとめ
スマートスター、スマートスター3、スマートスターハイブリッドの3モデルがあり、それぞれ容量や停電時の出力に違いがあります。
そのため、価格や容量だけで判断せず、普段の電気使用量や、停電時の備え方を踏まえて選ぶことが大切です。
スマートスターシリーズをご検討中の方は、ご自宅に合うモデルや、補助金の利用可否も含めて、ゆめソーラーへお気軽にご相談ください。
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