ハンファジャパン株式会社(旧Qセルズジャパン)は、太陽光発電モジュールを中心に展開する、住宅用太陽光発電のメーカーです。
Qセルズのブランド名で認知され、日本国内でも多くの住宅に、太陽光発電システムが設置されています。
そのハンファジャパンが、日本の住宅環境に合わせて展開している蓄電システムが「エネリッチ(ENERICH)」です。
この記事では、エネリッチの特徴や主要スペック、購入前に確認したいポイントについて詳しく解説します。
設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
ハンファジャパンの蓄電池「エネリッチ(ENERICH)」とは?
エネリッチは、ハンファジャパンが展開する「全方位型蓄電システム」です。
「エネルギーで未来を豊かにする」という想いのもと開発され、日本の住宅環境に合わせた設計と、多彩な容量ラインナップを展開しています。
- 設置場所が狭くて導入できない
- 容量が足りなくなったら買い替えが必要
- ハイブリッド型か単機能型か選べない
などの課題に向き合い、まとめて解決することを目指した製品です。
エネリッチ(ENERICH)の主要スペック
エネリッチの製品スペックを以下にまとめました。
製品を検討する際の判断材料として、ぜひご活用ください。
| 項目 | HWJ-BT1-B05 | HWJ-BT1-B10 | HWJ-BT1-B15 | HWJ-BT1-B20 |
|---|---|---|---|---|
| 蓄電池公称容量 | 4.9kWh | 9.9kWh | 14.8kWh | 19.8kWh |
| 初期実効容量(JIS準拠) | 4.5kWh | 9.0kWh | 13.5kWh | 17.4kWh |
| 実効容量(自立) | 4.3kWh | 8.7kWh | 12.8kWh | 16.9kWh |
| 寸法(横×高さ×奥行) | W730×H558×D150mm | W730×H876×D150mm | W730×H1,194×D150mm | W730×H1,512×D150mm |
| 質量 | 57.8kg | 101.5kg | 145.2kg | 188.9kg |
| 最大充電・放電電流 | 30A | 30A | 30A | 30A |
| 防水防塵レベル | IP66 | IP66 | IP66 | IP66 |
| 使用温度範囲(充電時) | 0℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) | 0℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) | 0℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) | 0℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) |
| 使用温度範囲(放電時) | -20℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) | -20℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) | -20℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) | -20℃〜53℃(加熱OFF) -30℃〜53℃(加熱ON) |
| 使用標高 | 3,000m以下 | 3,000m以下 | 3,000m以下 | 3,000m以下 |
参照:ハンファジャパン株式会社 太陽光発電総合サイト「全方位型蓄電システム ENERICH蓄電池」
参照:ハンファジャパン株式会社 太陽光発電総合サイト「蓄電システム」
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エネリッチ(ENERICH)の特徴と注意点
- 1. 狭い場所でも設置しやすい奥行150mmの薄型設計
- 2. ライフスタイルの変化に合わせて「後から容量を増設」できる
- 3. 1台でハイブリッド型・単機能型の両方に対応
- 4. 加熱機能によって充放電効率を維持しやすい
- 5. セット購入と単品購入で保証年数が変わる
1. 狭い場所でも設置しやすい奥行き150mmの薄型設計
エネリッチの蓄電池ユニットは、奥行き150mmの薄型設計です。
敷地に余裕がない住宅では、蓄電池の設置スペースを確保できず、導入を見送る場合があります。
その点、エネリッチは従来品よりもスリムなため、500mmの簡易基礎を設置できるスペースがあれば、導入しやすい仕様です。
実際の設置可否は現地の条件によって異なりますが、設置スペースに不安がある住宅でも、検討しやすい蓄電池といえます。
2. ライフスタイルの変化に合わせて「後から容量を増設」できる
エネリッチは、4.9kWh/9.9kWh/14.8kWh/19.8kWhの4種類から容量を選べます。
はじめは、現在の電気使用量に合わせて容量を選び、使用量が増えた場合には、後から増設して容量を増やせる点が特長です。
たとえば、家族が増えた場合や、電気自動車を導入した際、在宅ワークが増えたタイミングなど、電気の需要に合わせて柔軟に対応できます。
ただし、増設には「設置から一定期間内」という期限の制約があるため注意が必要です。
具体的な年数は公表されていないため、将来的に増設を考えている方は、導入前にメーカーか、ゆめソーラーへお問い合わせください。
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3. 1台でハイブリッド型・単機能型の両方に対応
エネリッチは「全方位型」の蓄電システムとして、ハイブリッド型と単機能型の両方に対応している点が特長です。
ハイブリッド型は、太陽光発電システムと蓄電池を、同時に導入したい方に向いています。
停電時の電力供給の範囲も「全負荷型」と「特定負荷型」から選択可能です。
一方、単機能型は、ハンファジャパン製の太陽光発電システムをすでに設置済みで、蓄電池を後付けしたい方向けの設定となります。
いずれも、ハンファジャパン製の太陽光発電システムが対象のため、他社製のパネルを設置している方は注意が必要です。
4. 加熱機能によって充放電効率を維持しやすい
一般的にリチウムイオン電池は、低温環境下において、充放電効率が低下しやすい特性があります。
しかしエネリッチは、独自の「蓄電池加熱機能」により、冬場や寒冷地でも、内部温度を最適に自動調整できる設計です。
加熱機能を使用すると、充電時の動作温度範囲は、通常の0℃から−30℃まで拡大されます。
寒い地域でも充放電効率を維持しやすく、発電・売電機会の損失を抑えやすい点がメリットです。
ただし、加熱機能の作動時には一定の電力を消費します。
寒冷地で導入する場合は、加熱機能による消費電力も踏まえて検討することが大切です。
5. セット購入と単品購入で保証年数が変わる
エネリッチには、通常15年の蓄電システム保証が用意されています。
対象は、蓄電池本体とパワーコンディショナです。
ただし、この15年保証は、太陽光発電システムとのセット購入にのみ適用されます。
蓄電池を単品で購入する場合は、セット購入時と保証起算日が異なります。
保証起算日は、以下のいずれか早い日です。
- 連系日(設置日)
- ハンファジャパンからの納品日より90日後
また、通常の15年保証に、5年追加できる有償の「ハンファ20年保証制度」も用意されています。
加入料は65,000円(税別)のため、20年保証を検討する場合は、導入費用と別に、保証費用が発生する点に注意が必要です。
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エネリッチ(ENERICH)の導入時に確認したい補助金制度
エネリッチで活用できる補助金は、導入時期やお住まいの自治体、利用する制度によって異なります。
家庭用蓄電池向けの「DR補助金」や「自治体の補助制度」を活用できる場合もありますが、年度によって、対象条件や申請要件はそれぞれ異なります。
利用できる補助金を正しく把握するためにも、最新の制度内容をチェックしておくと安心です。
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検討している製品が、補助対象なのか不明な場合は、お気軽にゆめソーラーへご相談ください。
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ゆめソーラーによるハンファQセルズの蓄電池の施工実績
ゆめソーラーで、ハンファQセルズの蓄電池を設置した事例をご紹介します。
掲載中の事例では、熊本県菊池郡のM様邸に、ハンファQセルズの太陽光発電「Q.TRON M-G2.4+ 430/Q.TRON S-G2.4+ 285」と、蓄電池「QREADY-B97-1(9.7kWh)」を設置しています。
設置後は「以前よりも節電も意識するようになった」とご感想をいただいています。
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また、熊本県上益城郡のU様邸では、ハンファQセルズの太陽光発電「Q.PEAK DUO M-G11 400」と、蓄電池「POWER DEPO® H」を設置しました。
導入後のアンケートでは「太陽光発電と蓄電池をつけて、年間の電気代がかなり安くなった。ゆめソーラーは実店舗があるから安心して相談できた。」とお声をいただいています。
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エネリッチ(ENERICH)の購入前に確認したいポイント
エネリッチを購入する際は、ご自宅の太陽光発電システムとの相性や、設置条件などを確認しておくことが大切です。
エネリッチは、ハイブリッド型と単機能型の両方に対応しています。
ただし、対象となるのはハンファジャパン製の太陽光発電システムのみです。
また、エネリッチは4.9kWh/9.9kWh/14.8kWh/19.8kWhの4種類から容量を選べます。
停電時にどの家電を使いたいのか、日中にどれくらい電気を使うのかによって、適した容量は異なります。
将来的に家族構成が変わる場合や、電気自動車の導入を考えている場合は、増設の条件もあわせて確認しておくと安心です。
「どの容量が自宅に合うかわからない」「補助金を使えるか知りたい」という方は、無料相談会も実施しているため、お近くのゆめソーラーまでお気軽にご相談ください。
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まとめ
奥行き150mmの薄型設計や、4.9kWhから19.8kWhまで選べる容量ラインナップ、後から容量を増設できる柔軟性が特長です。
また、ハイブリッド型と単機能型の両方に対応し、ご自宅の設備状況に合わせて導入方法を選べます。
一方で、対象となるのは、ハンファジャパン製の太陽光発電システムのみであり、増設期限や保証条件には注意が必要です。
導入を検討する際は、ご家庭の電気使用量や設置環境、補助金の有無も含めて、自宅に合った構成を見極めましょう。
エネリッチをご検討の方は、容量や設置条件も含めて、ゆめソーラーへお気軽にご相談ください。
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