家計に優しい電気料金プラン選びのコツ

2018.05.28

各家庭のライフスタイルに合った電気料金プランを選ぶことが節電の第一歩!…とはいえ、電力自由化になり数ある料金プランの中でどれを選ぶかは悩みどころですよね。

そこで今回は、電気代を抑えるための料金プラン選びについて解説します。

なお、電力プランを変更する以外にも効果的に電気代を削減する方法があります。

生涯電気代を100万円以上も削減できる方法については以下のコラムをご覧ください。

目次

家計に優しい電気料金プラン選びのコツ「料金プランは大きく分けて2つ」

空とお金
どの電力会社でも現在提供されている主な料金プランは大きく分けると2種類に分類できます。

従量料金プラン

電気を使った総量に合わせて電気料金単価が変わるプランです。九州電力の場合「従量電灯B」「スマートファミリープラン」が該当します。
電気代の単価は使う量に合わせて段階的に上がっていきますが、中には一律のものもあります。

時間帯別プラン

電力を使用する時間帯や季節などによって単価が変わるプランです。九州電力では「電化でナイト・セレクト」が該当します。

昼間に比べて夜間の電力が安く設定されている場合がほとんどで、オール電化のご家庭や昼間あまり電気を使わないご家庭に適しています。

従量料金プランでは基本料金に注目

従量料金プランの場合、基本料金は契約しているアンペア数によって異なります。

たとえば契約アンペア数を30Aから20Aに下げると年間で約3,800円、60Aから30Aに下げると年間約11,000円も基本料金が安くなります。低いアンペア数で生活するには、電気を多く使う家電は使う時間をずらすなど一度に多量の電気を使わない工夫が必要です。

時間帯別プランでは昼間料金の時間に注目

時間帯別プランの場合はなるべく昼間を避けて夜間に電気を使うことが重要です。九電の電化でナイト・セレクトの場合、夏冬の平日は夜間14.48円・昼間27.57円と2倍近くも違います。(2023年11月時点)

家庭に合った夜間料金の時間帯を選ぶことで日々の節電をもっと効率的に行うことができます。電化でナイト・セレクトでは7時~21時、8時~22時、9時~23時を選べます(基本料金は契約電力が10kWまで一律1,888.80円)。

電気代は「生涯ローン」

電気代は、一生涯ローンのように払い続けることから「生涯ローン」とも言われます。料金プランの見直しや節電によって電気代を減らすことはできても、ゼロにはできないためです。

そこで近年は、自宅で電気を作る「創エネ」という考えに注目が集まっています。

創エネで月々の電気代を節約!

太陽光発電を設置した家
創エネの中でも近年は「太陽光発電システム」が住宅向けに広く普及しています。昼間に太陽光で作った電気を家庭で使うため、電気代を節約できます。

とくにオール電化向けプランとの相性は抜群で「日中の電気代が割高」という弱点もカバーできます。

太陽光発電システムを活用した電気代削減術「【100万円減らせる】生涯かかる電気代の削減方法とは」のコラムをご覧ください。

あとがき

ご家庭によってライフスタイルがさまざまなように、最適な料金プランも異なります。電気代にお悩みなら、契約されている料金プランも一度見直してみましょう。

また電気料金が年々値上がりしている中、家庭で電気を作る「創エネ」の必要性が高まってきています。とくに住宅用太陽光発電の場合、手出しなしで設置ができるケースも多くあります。

お得でエコな生活のためにも一度検討してみるのもいいのではないでしょうか。

執筆者:ゆめソーラーマガジン編集部

ゆめソーラーマガジンは、福岡・熊本・佐賀の太陽光発電・蓄電池専門店「ゆめソーラー」が運営するオウンドメディアです。太陽光発電・蓄電池に関するノウハウを中心に、再生可能エネルギーや環境に関するお役立ち情報を発信しています。

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