IHクッキング

火を使わないから安全、さらにお手入れも簡単なIHクッキングヒーター。一方で、「本当にお得?」「電気代が高そう…。」というイメージを持たれることも。

そこで今回はIHクッキングヒーターの仕組みやメリットデメリットを解説!さらに、無駄なく使うための注意点やIHクッキングヒーターの特徴を生かした電気代節約術もご紹介します!

IHクッキングヒーターの仕組み

IHクッキングヒーターは、本体は発熱せず電磁波を使って鍋を直接発熱させて調理をします。

ガラストップのすぐ下には渦巻き状のコイルがあり、電流を流すと鍋底の表面に小さな電流が発生します。小さな電流にとって鍋底の金属が抵抗となることで鍋底の金属が熱を発するという仕組みです。

周りの空気を温めないため調理中にキッチンが暑くならず、夏でも快適に料理ができます。

IHクッキングヒーターのメリット・デメリット

IHクッキングヒーターのメリット

■ 火を使わないため安全!
ガス漏れ等の心配もありません

■ 掃除、お手入れが簡単!
さっと拭くだけなのでお手入れがとっても楽です。

■ 火力がかなり強い!火力調整がラク♪
ガスは熱が鍋の周りに逃げるのに対し、IH鍋底だけに集中して加熱できるので、熱効率がIHは90%、ガスは50%前後とガスよりも高火力です。さらに、ボタン一つで10段階くらいの火力調節が可能です。

■ ガス代が節約できる!
ガスを使用しないためガス代がかかりません。

IHクッキングヒーターのデメリット

■ 使える鍋が限定される
アルミ製のものや土鍋は使えず、鍋底が丸いものは、効率が悪くなります。

■ うっかり火傷に注意!
フライパンや鍋をどかした直後は天板のガラスはかなり熱くなっており注意が必要です。最近のモデルでは、天板が熱い状態のときは視覚的に分かるような仕組みになっているものも多いです。

■ 買い替えにお金がかかる
月々のガスの使用量にもよりますが、オール電化への買い替えで経済的にお得になるケースも多いです。

■ 鍋振りがあまりできない
天板からフライパンを離し続けると火力が下がってしまうため、鍋振りは多用できません。

今日からできる簡単節約術

鍋底の直径は約12cm~26cmを目安に

お鍋

IHクッキングヒーターの場合、熱伝導の良い鍋を使えばそれだけ効率よく食材に熱が伝わります。

熱伝導率を高めるために、なるべくIHクッキングヒーターの加熱面と鍋底が同じ大きさになるように選びましょう。サイズの目安としては、鍋底の直径が12cm~26cm程度のものがいいとされています。

鍋底の反りは2mm未満

鍋底が加熱面に触れる面積が大きいほど効率よく熱を伝えることができます。

反りが大きいものや底の丸いものは熱効率が下がるほか、安全機能が働かないなどトラブルの原因にもなります。鍋底の反りが2mm以上あるものは避けるようにしましょう。

また、余分な電気を使わないために使用前には鍋底の水分をふき取っておくようにしましょう。

1つのコンロで2つの鍋を保温

IHクッキングヒーターには、料理を温かく保つ「保温機能」が搭載されています。熱伝導率の高い鍋なら、鍋底の一部が加熱面に触れていれば保温することができます。

そのため、1つの加熱面で2つの鍋を保温することで電気代の節約が可能です。

予熱なしで調理時間短縮!

IH クッキング

ガスコンロの場合は、食材を入れる前に予めフライパンを温める必要がありました。しかし、火力が強く熱効率が高いIHクッキングヒーターなら予熱は不要です。

先にフライパンに具材を入れてから加熱することで調理時間を減らせます。

余熱調理で電気代節約

余熱を上手に利用すれば、加熱時間の短縮による電気代節約が可能です。

特に煮物やカレーなどの煮込み料理の場合、煮立たせた鍋を火からおろして毛布やバスタオルでくるめば余熱調理が可能です。通常より時間はかかりますが、徐々に温度が下がるうちに味が染み込むためおいしく仕上がります。

あとがき

優れた安全性や軽く拭くだけで掃除ができる手軽さなどが魅力的なIHクッキングヒーター。ガスとはまた異なったメリット・デメリットがあるため、ライフスタイルに合わせて検討しましょう。

また、優れた熱効率はIHクッキングヒーターならではの強みといえます。そうした強みを生かした節約術をマスターして、もっとお得に日々の料理を楽しみましょう。