エコキュートの設定を見直そう!

電気でお湯を沸かすエコキュート、月々の電気代が約1,500円といわれています。1日のお湯がたったの50円で沸かせるって魅力的ですよね!そんなエコキュートですが、使い方や設定を理解していないと大幅に電気代がかかってしまうことも…。

そこで今回は電気代を節約できる、エコキュートの賢い使い方をご紹介!!お得な使い方をマスターして電気代をぐぐっと節約しましょう!

この他、生涯電気代を100万円以上も削減できる方法をご紹介しています。

目次

節約のポイントは「時間帯」

時計
一般的な「従量電灯契約」が電気を使った量に応じて電気料金の単価(1kWhあたりの値段)が変わるのに対して、オール電化向けプランの場合、夜間と昼間の電気料金の単価が異なり、夜間に比べ昼間の電気代が割高に設定されています。

例えば、九州電力の「電化でナイト・セレクト」の場合、夜間の14.48円/kWhに対し昼間は最大で27.57円/kWhと約2倍になります。そのため、なるべく昼間の稼働を避けるようにしましょう。

※27.57円/kWhとなるのは夏・冬季の場合です。春・秋季の場合は24.68円/kWhとなります。

湯切れ防止をOFFにして昼間の稼働を減らす

エコキュートには、タンクのお湯が少なくなると自動で沸き上げを行う「湯切れ防止」という機能があります。便利な機能ではありますが、昼間に稼働することで電気代がかさむ原因にもなります。必要な時以外は湯切れ防止機能を切る、または夜間に沸き上げを行うように設定するなどの対処を行いましょう。

湯切れを起こさないよう湯量を調整

湯切れの際は沸き増しが必要になりますが、場合によってはこれも昼間に稼働する原因になります。来客などでお湯がいつもより必要な場合は前の晩に多く沸かしておくようにしましょう。

湯切れは冬場に多いですが、次に説明する「省エネモード」などお湯の量を少なく調整するモードの際も注意が必要です。

夏場は省エネモードがオススメ

エコキュートに搭載されているモードで一番節約になるのは「省エネモード」です。

沸かすお湯の量や温度を自動で調節し節約します。お湯の使用量が少なく済む夏場には特にオススメのモードですが、冬場はお湯が不足することがあります。 季節に合わせて使い分けましょう。

追い炊きよりも高温足し湯で

ぬるくなったお湯を温め直す際、追い炊きよりも高温足し湯の方が電気代を抑えられます。追い炊きの場合、タンク内にあるお湯の熱を使ってお湯を温め直します。一方、高温足し湯はタンクにある熱いお湯を足すだけなので、少ないエネルギーで温めることができます。

出張・旅行の際は「沸き上げ休止モード」

キャリーケース
出張や旅行で長く家を空ける際は、予め沸き上げ休止モードに設定しておきましょう。設定に応じて2日~30日の間沸き上げを休止することができるので、長期不在による電気のムダをなくすことができます。

あとがき

いつも何気なく使っているエコキュートですが、設定や使い方を見直すだけでもっとお得に活用できます。この機会に一度ご家庭にあるエコキュートの設定も見直してみましょう。

執筆者:ゆめソーラーマガジン編集部

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