執筆者:ゆめソーラーマガジン編集部
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太陽光発電が一般の世帯にも普及したことで、国内メーカーだけでなく多くの海外メーカーが日本市場に参入してきました。
太陽光発電システムの導入費用は、決して安いものではありませんが、海外メーカーの参入で太陽光パネルの選択肢も増え、価格や性能などを比較し、幅広く検討できるようになりました。
数ある海外太陽光発電メーカーの中から、今回は日本国内でも実績のある「カナディアン・ソーラー」を取り上げます。
カナディアン・ソーラーについて強みや特徴、主力製品をご紹介します。
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目次
「カナディアン・ソーラー」は、世界でもトップクラスの太陽光発電メーカーです。
まずは企業としての特徴を見てみましょう。
カナディアン・ソーラーは、太陽光パネルの生産と太陽光発電システムの供給を行っている会社です。
2001年にカナダ・オンタリオ州で創業し、太陽光パネルの専業メーカーとしてシリコンインゴットから、ウェハー、セル、モジュール、システムまでを一貫生産し、世界各地で事業を展開しています。
日本では、2009年6月に「日本法人カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社」を設立しました。
海外の太陽光発電メーカーの中でも特に日本進出が早く、国内での知名度の高さで知られています。
国際的な品質基準を維持するため、自動車産業向けの品質管理基準であるISO:TS16949を太陽光発電メーカーで初めて取得したのが、カナディアン・ソーラーです。
近年、複数の海外メーカーが日本に参入し、中国製や台湾製などの太陽光パネルが多く販売されるようになりました。
カナディアン・ソーラーは、カナダに本社を構えていますが、太陽光パネルの生産は中国で行っています。
中国製と聞くと国内メーカーに比べて品質やサポート面で不安を持たれがちですが、厳しい品質管理項目を設定しており、高品質・高性能な製品を提供しています。
カナディアン・ソーラーの場合にはJISで定められた試験基準以上の厳しい試験を実施しています。
厳しい品質管理のもと、約235項目の品質管理項目をクリアした製品のみを出荷しています。
長期間の太陽光発電事業を安心して運用いただくために、システム全体(モニタ、昇圧機は除く)に10年間の製品保証と、太陽電池モジュールに25年間の出力を保証していることもカナディアン・ソーラーの強みの一つです。
また、カナディアン・ソーラーは、大規模太陽光発電所プロジェクトの推進を積極的に行っています。
2011年には、ドイツのメガソーラー・ゼンフテンベルク太陽光発電所において、約50,000世帯分の消費電力にあたる166MWpの連系に成功しました。
このうち、148MWp(636,000枚の太陽光パネル)をカナディアン・ソーラーが供給しています。
太陽光発電の国内普及率が世界トップのドイツにおいても実績があり、信頼されるメーカーといえるでしょう。
太陽光発電メーカーとして世界中から支持されるカナディアン・ソーラー。
それは、カナディアン・ソーラーならではの強みや特徴が評価されているからです。
太陽光発電システムは、一度設置すると15年~20年以上使用する設備です。
そのため、長期間安心して使える保証体制が必要です。
太陽光パネルの出力保証期間は、10年〜20年に設定している国内メーカーが一般的ですが、カナディアン・ソーラーは25年の出力保証を設けています。
さらに、産業用太陽光パネルの一部の製品は、30年間の出力保証を行っています。
太陽光発電メーカーの保証は、その企業が倒産してしまうと保証を引き継げないため無効となってしまいます。
太陽光発電システムは長く使用するため、メーカーの実質的な存続性も考慮して製品を選ぶ必要があります。
カナディアン・ソーラーでは、保険会社による二重保証を取り入れているので、万が一メーカーが倒産したとしても、第三者機関である保険会社が保証をしてくれる仕組みになっています。
カナディアン・ソーラーは、国内メーカーに比べて低価格であることも強みの1つです。
しかし、価格の追求ばかりに重点を置いているわけではありません。
安全性や耐久性の実証試験を積極的に行い、技術力や品質の高さに定評があります。
その信頼性の高さは、取り扱い施工店の多さにも表れています。
取り扱い施工店が多いと、定期点検やメンテナンスなども迅速に対応可能なため、太陽光発電システムを選ぶ際に重視すべきポイントといえるでしょう。
カナディアン・ソーラーの主力製品についてご説明します。
「HiKu-HIGH POWER MONO PERC MODULE-」は、これまで産業用モジュールに採用されていた大型ウェハを用いたハーフカット・セルを住宅用向けに採用したものです。
ハーフカット・セルの採用で、発電時の温度上昇も大幅に抑え、安定した低温稼働を実現。
併せて出力が飛躍的に増加しました。
またコンビネーションモデルを活用することで、平均340mmとより搭載数の細かい調整が可能です。
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カナディアン・ソーラーは、2001年の創立以来、世界100カ国でおよそ25GWの累計出荷量を誇ります。
年間生産能力は8.1GW 太陽光パネルの出荷量世界3位の実績を持つ、有数のギガワットメーカーです。
2017年(2017年1月~12月末)は国内出荷量650MW 国内出荷量第2位を達成しました。
海外メーカーながら日本国内の住宅設置累計100,000棟となり、実績とノウハウを強みとした安心頂けるメーカーの一つとなっています。
国内メーカーの太陽光発電にこだわらず、低価格と高品質を同時に実現できるカナディアン・ソーラーを一度検討してみてはいかがでしょうか。
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