カーボンヒーターの電気代は安い?ワット数別のつけっぱなし費用と節電方法について

2026.01.27

寒さが厳しくなる季節、足元や脱衣所などを、手軽に暖められる暖房器具として活躍するのが「カーボンヒーター」です。

スイッチを入れるとすぐに暖かくなり、短時間でも使いやすいため、エアコンの補助として取り入れている方も多いでしょう。

一方で、使い方によっては、想像以上に電気代がかかる場合があります。

そこで今回は、カーボンヒーターの電気代をシミュレーションし、電気代を節約する方法もご紹介します。

ぜひ、できることから日常に取り入れてみてください。

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目次

カーボンヒーターとは?仕組みとメリット・デメリットについて

カーボンヒーターは、電気を熱に変えて、体を直接温める電気ストーブの一種です。

発熱体に炭素繊維を使用しており、スイッチを入れると、すぐに暖かさを感じられます。

内部のカーボン(炭素繊維)は電気を流すことで高温になり、遠赤外線を放出します。

この遠赤外線が、体や物に直接届くことで、空気を介さずに熱が伝わる仕組みです。

部屋全体を暖める暖房とは異なり、足元や手元など、限られた範囲を効率よく暖める点が特徴といえます。

脱衣所やデスク周りなど、短時間だけ暖まりたい場面で活躍します。

利用するうえで、押さえておきたいメリットとデメリットは、次のとおりです。

▼メリット

  • スイッチを入れてから、暖まるまでの時間が短い
  • 軽量モデルが多く、必要な場所へ持ち運びやすい
  • 燃焼しないため、空気が汚れづらい

▼デメリット

  • 部屋全体を均一に暖めることは難しい
  • 発熱部が高温のため、やけどや火災のリスクがある
  • 電気が必要なため、停電時は使えない

上記を踏まえたうえで、カーボンヒーターの電気代や節電方法について解説していきます。

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カーボンヒーターの電気代を計算する方法

電気代の計算方法

まず、カーボンヒーターの電気代を把握するには、消費電力(ワット数)と使用時間をもとに、計算する方法が一般的です。

電気代の計算式は、以下のとおりです。

  • 電気代(円)= 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)

電気料金単価は各電力会社によって異なります。

本記事では、全国家庭電気製品公正取引協議会が提示している電力料金の目安単価「31円/kWh」を使用して試算します。

参照:全国家庭電気製品公正取引協議会 「電力料金の目安単価」

たとえば、800W(0.8kW)のカーボンヒーターを1時間使用し、電気料金単価31円/kWhで試算すると

  • 0.8kW×1h × 31円/kWh = 約25円

となります。

カーボンヒーターの電気代は安い?消費電力(ワット数)ごとに比較

カーボンヒーターは消費電力によって電気代が大きく変わるため、ワット数ごとに比較することが大切です。

消費電力はメーカーや機種によって異なりますが、一般的な目安として以下の範囲が挙げられます。

  • 450W~900W

参照:株式会社山善「カーボンヒーター(500W)」
参照:株式会社千住「カーボンヒーター 900W(450W管2灯)ホワイトCHM-3301(W)」

ここでは、以下の消費電力(ワット数)ごとに、時間別で電気代をシミュレーションします。

  • 450W
  • 500W
  • 600W
  • 900W

1時間つけっぱなしにした際の電気代は約14円〜約28円

  • 450W:0.45kW × 1h × 31円/kWh = 約14円
  • 500W:0.5kW × 1h × 31円/kWh = 約16円
  • 600W:0.6kW × 1h × 31円/kWh = 約19円
  • 900W:0.9kW × 1h × 31円/kWh = 約28円

上記のとおり、カーボンヒーターを1時間つけっぱなしにした場合の電気代は、消費電力

450Wで約14円、500Wで約16円、600Wで約19円、900Wで約28円となります。

消費電力(W)が大きくなるほど、使用する電力量(kWh)が増えるため、同じ運転時間でも電気代は段階的に高くなります。

24時間(1日)つけっぱなしにした際の電気代は約335円〜約670円

  • 450W:0.45kW × 24h × 31円/kWh = 約335円
  • 500W:0.5kW × 24h × 31円/kWh = 372円
  • 600W:0.6kW × 24h × 31円/kWh = 約446円
  • 900W:0.9kW × 24h × 31円/kWh = 約670円

24時間(1日)つけっぱなしの場合、電気代は450Wで約335円、500Wで372円、600Wで約446円、900Wで約670円となります。

1ヶ月つけっぱなしにした際の電気代は10,044円〜20,088円

  • 450W:0.45kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 10,044円
  • 500W:0.5kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 11,160円
  • 600W:0.6kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 13,392円
  • 900W:0.9kW × 24h × 30日 × 31円/kWh = 20,088円

1ヶ月(30日)つけっぱなしの場合、電気代は450Wで10,044円、500Wで11,160円、600Wで13,392円、900Wで20,088円です。

消費電力ごとにカーボンヒーターの電気代を比較

上述のとおり、カーボンヒーターの電気代は、消費電力によって大きく変動します。

ここでは、カーボンヒーターの電気代を、ワット数ごとに並べて比較します。

▼消費電力(ワット数)別の電気代比較表

消費電力(目安)1時間24時間(1日)1ヶ月(30日)
450W約14円約335円10,044円
500W約16円372円11,160円
600W約19円約446円13,392円
900W約28円約670円20,088円

表の数値を見比べると、使用時間が伸びるほど、電気代の差が広がります。

日常的に使うなら、出力と使い方のバランスが欠かせません。

次は、電気代を抑えるための、具体的な方法を見ていきましょう。

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カーボンヒーターの電気代を節約する方法6選

オイルヒーターの節電方法5選

カーボンヒーターの電気代を節約するために、以下6つの方法をご紹介します。

ご家庭で取り入れやすいものから実践してみてください。

  1. 場所に適したサイズを選ぶ
  2. 設定温度を低めで使用する
  3. 省エネ機能を活用する
  4. タイマー機能を活用する
  5. ほかの暖房器具と併用する
  6. 部屋の断熱対策をする

1. 場所に適したサイズを選ぶ

使用する場所に合わせてサイズを選ぶと、節電に効果的です。

必要以上に出力の大きいモデルを使うと、電力をムダに消費しやすくなります。

足元や脱衣所など、限られた範囲を暖める場合は、小型で低出力のモデルでも十分です。

リビングなど広い空間では、高出力のモデルを選ぶことで、使用時間を抑えられます。

設置場所と用途に合ったサイズを選ぶことで、電気代の節約につなげましょう。

2. 設定温度を低めで使用する

設定温度を工夫する

設定温度を必要以上に上げないことが、電気代を抑える基本です。

多くの暖房器具は、出力を高くするほど消費電力が増え、電気代も高くなります。

そのため、設定温度をやや低めにして出力を抑えると、節電に効果的です。

  • 上着を羽織る
  • ひざ掛けを使う

といった工夫で、体感温度は補えます。

また、窓際の冷気を防ぐなど、室内環境を整えることも有効です(具体的な内容は後述します)。

無理のない範囲で設定温度を下げることで、快適さを保ちつつ、電気代の節約につながります。

3. 省エネ機能を活用する

省エネモードを活用する

省エネ機能を上手に使うことも、カーボンヒーターの電気代を抑えるポイントです。

ヒーターは、人がいない状態や十分に暖まったあとでも、運転を続けるかぎり電力を使用します。

その結果、つけっぱなしによるムダが発生し、電気代は高くなる場合があります。

人感センサー付きのモデルは、人が離れると自動で電源が切れ、つけっぱなしを防ぐことが可能です。

温度センサーや出力調整機能がある場合は、暖めすぎを防ぎながら使えます。

省エネ機能を活用して、使い勝手を維持しつつ、電気代の節約につなげましょう。

4.タイマー機能を活用する

タイマー機能を活用すると、無駄なつけっぱなしを減らせて、電気代の節約につながります。

とくに就寝前など、使う時間帯が決まっている場合は、切り忘れを防ぐのに効果的です。

外出する際は、停止時刻を設定することで、誰もいない部屋でつけっぱなしの心配もなくなります。

一定の時間だけ暖めたい場面では、タイマーを習慣的に使うだけで、電気代の負担を抑えることが可能です。

5. ほかの暖房器具と併用する

他の暖房器具と併用すると、電気代を抑えやすくなります。

カーボンヒーターは足元や脱衣所などを、スポット的に暖めるのは得意ですが、広い部屋を単体で暖める用途には適していません。

そこで、部屋全体はエアコンで暖め、手元や足元だけをカーボンヒーターで補う使い方が効果的です。

室温が上がるまで併用し、暖まったあとはエアコン中心に切り替える方法もあります。

役割を分けて使うことで、無駄な運転を減らし、電気代の節約につなげましょう。

6. 部屋の断熱対策をする

部屋の断熱対策をする

部屋の断熱性を高めると、カーボンヒーターの電気代を抑えやすくなります。

部屋全体の熱が外へ逃げづらくなり、出力を抑えても、室温を維持しやすいためです。

たとえば、

  • 断熱効果のあるカーテンを使用する
  • 内窓を設置して二重窓にする
  • 樹脂製の窓サッシへ交換する
  • 断熱フィルムを貼りかえる

などが効果的です。

部屋の断熱対策は、カーボンヒーターのみならず、ほかの暖房器具でも効果を見込めます。

ぜひ、可能であれば実践してみてください。

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より大きく電気代を節約するなら

カーボンヒーターの電気代を節約する方法について解説しましたが、すべて実践しても年間で節約できる金額は決して大きいとは言えません。

  • もっと大きく電気代を節約したい
  • 細かい節電対策はめんどくさいと感じる

少しでも上記に当てはまる方は、設置するだけで節電効果の高い「太陽光発電」がおすすめです。

具体的に設置した際の節電額が気になる方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。

また、すでに太陽光発電の設置を検討されている方は、太陽光発電による「電気代削減シミュレーション」も行っているため、ぜひご活用ください。

まとめ

この記事では、カーボンヒーターの電気代を計算する方法や、消費電力ごとの電気代、節電方法について解説しました。

カーボンヒーターは、消費電力によって電気代が大きく変わるため、特徴と使い方を意識することが大切です。

節電対策として、設定温度を見直したり、省エネ機能やタイマー機能を活用するなど、日常の使い方を工夫しましょう。

また、大きく電気代を節約するなら「太陽光発電」の設置も効果的です。

自宅で発電ができると、カーボンヒーターを含めた家全体の電気代を抑え、毎月の負担削減につながります。

ゆめソーラーでは、太陽光発電に関する無料相談会電気代削減シミュレーションも実施しています。
「電気代をもっと安くしたい」「効果を詳しく知りたい」という方はお気軽にご相談ください。
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執筆者:ゆめソーラーマガジン編集部

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